地盤調査は必ず必要です。結果によっては高額な場合も!?
立地・予算など条件に合う土地を見つけて
安心できたのはつかの間、
「地盤調査」
が必要になります。
地盤調査の結果によっては、
補強対策が必要になります。
30坪程度の家であれば
60万円程度を見込んでくださいと
説明されました。
専門的な調査をする前に、次のヒントから
補強対策の必要性が想像できます。
◯地名に「川」「河」「田」「畑」「沼」「泉」など
水を想像させる土地は避ける。
地名から元の土地の由来が想像できます。
川沿い、田んぼを埋め立てた土地は
軟弱な地盤である可能性が高いです。
最近多いゲリラ豪雨を考えても
近くに水路がないか、周辺と比較して
低地になっていないか気を付けましょう。
◯昔どんな土地だったのか航空写真で確認する。
地図・空中写真閲覧サービス - 国土地理院
ここから過去どんな土地だったか航空写真から確認できます。
これから住もうとする地域の勉強にもなります。
ぜひ一度閲覧してください。
◯地盤調査結果の情報を参考にする
全国地盤サーチGAIA
このサイトは、過去に表面波探査法で住宅の地盤調査を
行った結果を地図上に表示しています。
@良好な地盤
A表層部分が軟弱な地盤
B深い部分まで軟弱な地盤
3種類で表示され近隣地域の情報が確認できます。
こうした点は地盤補強対策の必要性の参考にはなりますが、
残念ながら地盤改良は隣の土地が必要なくても
購入した土地は必要な場合もあり、
調査自体は必ず必要です。
【地盤調査】
種 類 |
表面波探査 |
スウェーデン式サウンディング |
特 徴 |
地面をゆらして、その“ゆれ”の伝わる速さにより、地盤の硬軟を判断 | 先端がスクリューになったロッドを回転させながら、地面に貫入させる。回転数により、地盤の硬軟を判断 |
費 用 |
12万円程度 |
6万円程度 |
住宅購入を相談したハウスメーカーの方は
「スウェーデン式サウンディング」を勧められました。
しかし、表面波探査法では数値により地耐力を細かく判断するため、
必要以上の地盤改良工事、地盤対策工事を減らすことが可能です。
一生住む土地ですからしっかり調査しておきたいですね。